前回から10日以上経ってしまった。
まだ記憶のあるうちにPART2いってみよー 😀
まずは前回
「AccessのDBをSQL Serverにインポートするのに苦労した」
というところからいってみましょう。
実際苦労したのは自分ではなく上司なんですが(^^;
そのとき自分は別件で仕事をしていて納期前だったのでSQL Serverに関わることができなかった。
上司は幾度となくインポートを試したらしいのだが,なかなかうまくいかず。
Express Editionにはいくつかの「インポート/エクスポート」(bcp,BULK INSERT,OPENROWSET)ツールが搭載されている。
bcpはコマンドラインで行うツール。最近では「コマンドライン」という言葉すら聞かない人もいるかもしれない。
MS-DOSやUNIXを使ったことがある人ならわかるだろう。
BULK INSERTはその名が示すとおり「インポート」しかできない。
OPENROWSETは他のデータベースとの間でデータの転送を行うのに最も適している。
この三つのうち上司が何をどう試したのかわからない。
後日上司がおれのところにきて
インポートできた
と言ってきた。
どうやったのか尋ねたところ,検索しまくった結果「DTS」というツールを発見したとのこと。
ここで一つ余談を。
SQL Server 2005 Express Editionは個人もしくは小規模データベースシステム向けの製品で,上位版にあってExpressにない機能というものがいくつかあります。
で,このDTSツールはExpress Editionには標準搭載されていないツール。
Service Pack 1(SP1)で追加されたツールです。
SQL Server 2005 Express Editionは個人もしくは小規模データベースシステム向けの製品で,上位版にあってExpressにない機能というものがいくつかあります。
で,このDTSツールはExpress Editionには標準搭載されていないツール。
Service Pack 1(SP1)で追加されたツールです。
DTSとはData Transformation Services
の略で,簡単に言うと「データ変換ツール」でわかりやすく言うと「SQL Serverインポートおよびエクスポート・ウィザード」。
さらにこのDTSにはクセがあり,実行ファイル(DTSWizard.exe)がとんでもなく深いところに置いてある。
SQL Server 2005をデフォルトディレクトリ構成でインストールしたと仮定して,
C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server¥90¥DTS¥Binn¥
にDTSWizard.exeがある。
こいつを実行すると,完全なGUIベースのウィザードが開きインポートおよびエクスポートが容易に行える。
かなり使えるツールです。
忘れてはならないということで,すぐにデスクトップにショートカットを作成。
これで晴れてAccessからのDB移行が完了。
前回同様長い前フリ(;´・ω・`)
Window Serverのことがまったくでてきていない。。。
んでは,ここでWindows Server 2003について少し詳しく。
Windows 2000 Serverの後継として2003年4月24日に発売。
前回書いたWindows Server 2003 R2だが,調べてみたらR2はSP1をベースに開発されたバージョン(エディション?)らしい。
SP2を適用したからといってR2にアップグレードされるわけではないため,「Windows Server 2003」と「Windows Server 2003 R2」は別物と言っても過言ではないだろう。
現在(2008年3月4日)までにService Pack1とService Pack2がリリースされており,SP2にはSP1の内容も含まれているため,SP2を適用する前にSP1を適用させる必要はない。
SP1では主に,
💡 セキュリティの強化
💡 パフォーマンスの向上
💡 信頼性の向上
が追加され,R2はこれに加え
➡効率的なストレージ管理
ファイルサーバ利用時のディスク管理の効率が上がった。
ファイルサーバ利用時のディスク管理の効率が上がった。
➡ブランチオフィスサーバ(本社を基点とし,各営業所などにあるサーバ)管理が容易に行える
分散ファイルシステムおよびプリンタ管理コンソール
分散ファイルシステムおよびプリンタ管理コンソール
➡ADFS(Active Directory Federation Service)の導入
イントラ(社内)だけでなく,インターネット(外部)へのユーザ管理の手間が減る。
イントラ(社内)だけでなく,インターネット(外部)へのユーザ管理の手間が減る。
➡Webアプリケーションの基盤
ネイティブx64のWebアプリ開発が可能になった。
ネイティブx64のWebアプリ開発が可能になった。
➡仮想化技術
これは新機能になるのか? Microsoftのライセンス体系が変更になって,ライセンス料金が抑えられるということらしい。
これは新機能になるのか? Microsoftのライセンス体系が変更になって,ライセンス料金が抑えられるということらしい。
以上の機能が追加された。詳しく知りたい人は,
Microsoft Windows Server 2003 R2の新機能へ。
※ 右側にR2魅力紹介ムービーというコーナーがあるので,そこをクリックすると別ウィンドウで開いてFlashムービーを見ることができます。かなりわかりやすく(音声付で)説明されています。
SP2は,Microsoft HPにて,
Windows Server 2003 Service Pack (SP2) をインストールする理由トップ 10
と題して,注目する新機能が紹介されています。
次回,PART3でいよいよインストール,そして完結へ。
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to be continued!!
【免責】
実施する場合は必ず自己責任にてお願いします。
トラブルが起きたときの責任は管理人Kunikatsuは一切負わないものとします。